梅雨が始まり、当館周辺でも田植えの季節がやってきました。
田んぼには、ちびっこの苗がお行儀よく並んでいます。
この田んぼ、伊豆の国市にある「蛭ヶ小島」の近くの風景です。
蛭ヶ小島と言うのは、平治の乱で敗れた源頼朝が伊豆へ配流された際
この辺りに住まわされていた、とされる地です。
本当にここだったかどうかは定かではなく
江戸時代の学者がこの辺なんじゃないの?
てことから、ここを蛭ヶ小島と定めたとのことです。
今は整備され公園になっているのですが、ここには
若き頼朝と妻政子をイメージしたブロンズ像があります。
二人が見つめる先には
富士山がそびえているのですが、この日はあいにく曇り。
雲の影に隠れていました。
頼朝の監視役であった北条時政の娘政子と頼朝が結ばれた地と言うこともあり、二人の熱愛については
ここに詳しいです。
頼朝と政子の熱愛にあやかりたい方は、訪れるといいかもしれませんよ。
そして、こちらは上の画像とは別の日に撮影しました。
富士山の雪はほとんど解けて残りわずか。
この先、晴れて風がない日には
田んぼに映る逆さ富士の姿を見ることができます。
画像の準備はできませんでしたが、
皆様にぜひご覧いただきたい絶景なんですよ。
当館へお越しの方は、お見逃しなく!
そして稲が育って、水面に富士山の姿が映らないようになると
いよいよ梅雨明けです。
夏のご旅行の予約は、ぜひ当館で!
★当館からは10分ほど
赤いピンが当館です。いろいろな経路があるのですが
この行き方が私のお勧め!
富士山に向かって走る感に心躍ります。
水田に映る逆さ富士も、南北に走るまっすぐな道で
見ることができますよ。
★おまけ
当館のネパール出身のスタッフが日本の田植えに驚いていました。
どの辺りに驚いたのかを聞いてみると
「稲がきちんと並んでいる」
なんでも彼の出身地では田植えは水牛を使って行うそう。
そのため、稲がこんなにきちんと並んでいないんだとか。
ちなみに水牛は農作業の他、食用でもあるそうです。
所変われば品変わる、って言葉を思い出しました。
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